こんにちは!陽です^^
身体が痛くて、
何をするのにも時間がかかる。
もう動きたくない。
自分の事ができないなんて情けない。
あなたはそんな風に思っていませんか?
今回、ご紹介するTさんは、
今まで、板前の道をがむしゃらに一生懸命走ってきて、
でも、うまくいかなくて疲弊していました。
さらにはリウマチまで患ってしまっている満身創痍状態で、
私の元に訪れました。
ご本人の一番の希望は、
今まで、これこそが、
本当に自分がやりたい事だと職人の道を
極めるべく努力して来たのに、
病にかかってしまい、何もできなくなってしまった。
今の身体でできる事を模索して、
違う事をやろう準備しているけれど、
間際になってやる気が出ない。
この状態を打破したいとご相談に見えました。
自分の本当にやりたい事が見つからない状態で悩んでいる方は多いですね。
外から見ると、すごく成功されている方でも、
本音を聞くと、やりたくないけどやっている。
毎日楽しくないけど、生活の為にやっている。
そんなご意見もよく聞きます。
セッションを進めていくと、
Tさんの中にはある出来事がありました。
それは幼少期に学校の先生に調子に乗っているのを
注意された思い出。
その頃のTさんは
クラスで言うとムードメーカーで
クラスメイトを笑わるのが得意でした。
しかし、学校の先生に怒られた事で委縮してしまい、
本来の自分の在り方を失ってしまいます。
この経験で、自分らしさを否定されたと思ったTさんは、
自分らしさを押し出すのではなく、
誰からでも認められる人間になろうと決心します。
そして、どうせやるなら一番になろうと、
なんでも、一番になろうと努力をしました。
その精神は仕事を始めてからも続いて、
板前さんになったTさんは、
早速、板前で日本一になろうと、
日本でも有名な大阪のお店に修行に入ります。
板前の世界はただでさえ、厳しいのにその中でも、
日本でも有数に厳しいお店に入ったTさん。
毎日の激務で疲弊しながら、
ここで修行しているだけではライバルには
勝てないと思い、なんと!
仕事が終わった深夜から他店にも修行に入ります。
そんな日々を続けていたある日。
ついに限界が来てしまい、
リウマチを発症してします。
発症当時のリウマチに症状は、
かなり重くてトイレにも一人で行けなくなってしまいました。
この時は本当に辛かったそうです。
ここまでの流れでこの幼少期の体験が分岐点となり、
Tさんが自分らしさを失ってしまったのが分かります。
この幼少期体験から、今の年齢まで約25年もの間、
他人を演じて生きて来たのです。
自分がやりたく無いことを自分にウソをついて、
25年も行動していたら、
自分が壊れてしまうのも頷けますね。
さらにTさんはこの幼少期の記憶を、
セッションするまでずっと忘れていました。
でも、思い出した瞬間にすべて繋がり、
実際にTさんは本当の自分を取り戻して、
身体の調子よく、いま生き生きと生活されています。